韓国(ソウル近傍)旅行記 トラブルメーカー編

はじめに

2020/1/24~26の2泊3日で韓国に旅行をしてきました。2020年初旅行を韓国にキメた理由としては - 美味しいもの食べたい - カジノ(主にホールデムポーカー)というものを体験したい - 旅費が安い - 3日程度の短期旅行が可能 - 福岡にも韓国のかたが多いので、私も行ったるわ!という雑なメンタリティ です。

当日までの準備

まず2019年の12月前半にJEJU airにて福岡 <-> 仁川 の航空券を購入しました。往復11000円くらいだったと思います。地元への帰る新幹線が往復12000円なのでなかなかの衝撃的価格です。 次にホテルです。2泊で5000円(1泊2500円)という、これまた圧倒的安い価格でかつ、booking.comで見た感じまぁまぁきれいなホテルだったので即決しました。 忠武路(チュンムロ)駅(地下鉄4号線で明洞駅の隣)が最寄り駅のairtview hotelというホテルです。(詳しくは後述) 合計約20000円で韓国に3日も滞在できるというわけです。素晴らしい。

準備はこれくらい。あとは丸腰で行くだけです。

Day1

移動

12:50(FUK出発) - 14:15(ICN到着)の飛行機に乗り、遅延等無く無事到着しました。 前日はワクワクしてしまって3時まで眠れませんでした。ははh・・。よって寝不足。

早速、ICN空港からソウルへ向かうべく電車に乗りました。勝手な妄想で30分くらいで着くだろうと思って予定を立ててましたが、 1時間くらいかかりました。予定は余裕もって計画的にどうぞ。

韓国の電車は日本で言うところのpasmosuicaのようなカードでゲートを通るカードがあるみたいです。 こんな感じ Imgur

LINEのブラウンですね。そうかLINEはNAVER社の子会社だったことを今思い出す。 ソウルで降車して乗り換え明洞に到着。

昼食とホテルにチェックイン

とりあえず明洞でウォンをゲットしてちょっと遅めの昼食に。明洞餃子というところに行きました。 写真撮るの忘れてしまいましたが、とにかくめっちゃ美味しかったですね。確実に今回の旅行で一番美味しかった。 まぁ有名なところではあるので、みなさんも明洞に行ったら食べてみてください。 https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=748

カルグクスと餃子を食べました。餃子が最高。小籠包かよ、って思うくらいジューシーでした。 メニューも4品しか無く、素人には優しい。餃子とカルグクスで19000W(= 1900円)。

お腹もいっぱいになったところで、ホテルにチェックイン。ここで異変に気が付きました。

「ん?部屋小さいし、トイレとシャワーが一緒なのは許せるとしても、シャワー浴びるところ無いくらい狭くない?」

教訓その1: ホテルはケチらない

ゴミ箱とか無いし。暖房もつかない!!(冷房と除湿のみ) でも小さい電気ストーブみたいなやつがあったからセーフ!(と思いたい)

てか、時間見たら17:00くらいになっていたと思う。あれ、時間経過速すぎではと思いました。はい。 本当はこの日、景福宮というところに行こうと思っていましたが、営業時間調べたら18:00までとなっていたので断念。

いざカジノへ

忠武路駅から地下鉄4号線に乗り、乙支路4街(ウルチロサガ)駅まで行き、そこで5号線に乗り換えクァンナル駅に向かいました。 韓国の人、結構黒いベンチコート着てるなぁーと勝手に思った。まぁ寒いもんね。 ぼーっとそんな感想を抱いているとクァンナル駅に到着しました。30~45分くらいだったような。 そこからはシャトルバスに乗ってウォーカーヒルに向かいました。 カジノの中は写真が撮れないので写真はないですが、キラキラしてる。それだけ。外はこんな感じ

Imgur

賭け事に興味がないのでサラッとしか見ていないですが以下のようなゲームがありました。 - スロット - サイコロ(の目を当てるやつ) - ルーレット - ブラックジャック - バカラ(?) - ホールデムポーカー - 名前のわからないゲームが色々

私がプレイしようと考えていたのはもちろんホールデムポーカー。わざわざ海外まで行ってカジノするなんてただのギャンブル好きじゃないか。と思う方もいると思うので弁解させてください。 ポーカーというのは意思決定と確率を考えるゲームです。

  • 目の前にいる相手がどのようなプレイをする人なのか
  • 目の前にいる相手はどのようなプレイを苦手として、得意としているのか
  • ゲームのある状況でこのチップの量ではどのようなプレイスタイルがベストなのか
  • べットの量はいくらが適切なのか
  • etc...

もっとありますが、ルールがわからないと何言ってるかわからないので割愛します。ですが、どれも共通点があります。 それは「未来の意思決定が楽になる方向に意思決定する」ということです。(トートロジー的なこといってすみません。) これは実は現実社会でも役に立つ考え方です(おそらく)。ポーカーも現実社会も運次第で結果が良くなったり、悪くなったりすることがあります。 ですが、その確率を捻じ曲げるようなことは不可能です。可能であるとしたら神様ぐらいでしょうか。 そのような残酷で冷徹な世界で確率的に正しい、または確率的にちょっと正しくなくてもタフな決断を迫られる状況を回避するというのは生きていく上でとても大切なスキルです。 それをテーブル上で再現しているというだけです。そして私はそういう考え方の訓練をしているだけです。 なのでお金がかかっていないほうが本当は望ましいのです。これは言ってみれば社会見学みたいなものです。

さてと、そんなことはさておき、1日目のテーブル状況は以下のような感じだったと思います。(ポーカーわからない人は読み飛ばしたほうが時間の節約になるかとw) - 基本的にタイトなテーブル - タイトパッシブが多め - 私を含めて少数人がルース寄り

まず私の基本スタイルはルースアグレですが、テーブル着席後タイトアグレ的な動きをしました。 ですが、数回プレイして「CBが相当効くぞ。。」と思ったのでハンドレンジを緩めて、ルースアグレ寄りのプレイスタイルに変更しました。 セカンドバレルも打てばブラフバレバレでも降りてくれるのでボーナスタイム突入。 それからずっとハンドレンジやプレイスタイルは相手によって微調整しながら3時間くらいプレイしたようなしてないような。 結果3万円でチップを購入し、それが6万円まで増えたところで集中力が切れたので終了。お疲れ様でした。 あとはプレイせずにサイコロとかで遊んでいるお客さんをぼーっと眺めてました。うーん、これの何が面白いのか私には理解できない。私が知らないストラテジーがあるのかもしれんなぁ。と思いつつポーカーテーブルで一緒だった中国の人とプレイについて談笑してた。

飲酒タイム

その後は明洞に戻リました。さて待ちに待った飲酒タイムです。あまり時間見てなかったけど、多分夜の12時くらいだったかな。

まずはこれ!!!! Imgur ビタミン炭酸マッチっていうジュースが日本にあるじゃないですか。あれ、微炭酸じゃないですか。アレよりもっと微炭酸にしたマッコリみたいなイメージです。 めっちゃ美味しくてがぶ飲みした。サムギョプサルとプルコギを胃に放り込みました。

そしてせっかくなので韓国のクラブにも行こうかな!と思い、カンナムにあるオクタゴンにタクりました。 値段は覚えていないけど、日本より安い印象。

いざオクタゴンに入ると耳がおかしくなりそうなくらいデカイ音が。 あ、今気がついたけど写真撮るの忘れた。(動画は撮ったけど)。 普段クラブに行くと踊り散らかして汗だくになって「あー、いい運動だったなぁ」とかそういう感じになって翌日筋肉痛になり後悔するのが常ですが、 さすがに旅行中なのでおとなしくしておきました。 ですが、すると横にいた韓国の人に手招きされてお立ち台みたいなところに案内されたので快諾して上がりました。 そこにはお酒がたくさんあったので「ちょっとくれ」って言ったらくれました。謎の酒をレッドブルで割ったやつ。 味はまったく意味不明で美味しくなかったけど、感謝しながらグイッと飲酒させていただきました。あのときの人、ありがと!

お立ち台、気に入ったのでずっといたろ。って思っていたら直後にその韓国の人の友達らしき人がきて、降ろされました。悲しみです。 これも確率です。ポーカーみたいなものなので、こういうことをされることだって当然あります。 また、ずっといようと決断したのが良くない決断だった可能性だってあります。凹みましたが仕方ありません。寛容に生きましょう。いちいち腹を立ててはいけません。

音楽は私の好きな感じではなかったので1時間くらいして帰ったような。1日目はこれくらい。楽しかった。おやすみなさい。

Day 2

9時に起きてまずは朝食。近くにあったカフェに行きました。

Imgur カフェラテがハート!私、おっさんだよ?フォークでくるくるしてやろうかと思いましたが、せっかくなのでこのままいただきました。美味しかったです。

で、そのカフェの壁に張ってあったのがこのポスター。何か良いことが書いてありそうだったので写真撮っておきました。

Imgur

以下、Google翻訳の結果です。

旅行をまろやかに 
moments of travel

昨年10月、パリとベルリンでの短い旅に行った。
旅行中に私を魅了させたのは2つの都市に住む人々であった。

自分に似合う福を着て、それぞれの位置で生きる人々、
主人に似た僧侶犬と一緒に散歩する人、
一人でいる時間を充実に過ごす様子。
平凡な日常が異邦人である私に素敵な瞬間に近づいてきた。

今この瞬間が、別の誰かにとって旅行の瞬間になるように願って。

実銃

さて、カフェで一息ついたところで明洞に行き、前からずっと興味があった実銃体験をしに行きました。

建物。 Imgur

撃たしてもらった銃の名前はワルサーしか思い出せない。。(あとで思い出したら追記する) ルパン三世に登場する峰不二子が使っている拳銃だった気がする。

肘をピンと張ってトリガーを引きました。撃った瞬間に火薬の匂いがして、「おおおお!!!」という感じ。 あれ、肘しっかり張ってないと肩怪我するよ。。。

日本からもタレントさんが訪れたみたい。草生えた。

インパルス板倉 Imgur

インパルス堤下 Imgur

はんにゃ金田 Imgur

日本では出来ない体験なので撃ててよかったです。

その帰りのエレベータで韓国人のおじさん(60歳くらい)に「君、何点スコアだった?」と声をかけられたので、 15分くらいその後も話していた。韓国語わからないし、英語と韓国語と混ざって聞こえるので何言っているかほぼ聞き取れなかった。 「japan」と「birthday」と「emperor(天皇?)」、「ABE(安倍総理のことだと思う)」という単語は聞き取れた。何か政治的なメッセージを伝えようとしてきてそうな雰囲気。 俺が政治に詳しいと思うな。全く知らん。

景福宮

そんな政治的なメッセージは明洞の実銃射撃場に置いて、前日断念した景福宮に行くことに。 明洞から忠武路駅まで歩き、地下鉄3号線に乗って景福宮に行きました。乗り継ぎなくて良かった。 やけに人が多いなと思ったらこの日は1/25日です。何の日でしょうか。はい、旧暦のお正月です。ソルラルとも言ったりします。 日本ではあまり意識しないため全く考慮の外にありました。無知なのでてっきり中国だけがソルラルをお祝いするものだと勝手に勘違いしてました。 あとで調べたのソルラルをお祝いするのは以下の国もあるようです。 - 北朝鮮 - 韓国 - 台湾 - マレーシア - ベトナム - シンガポール - インドネシア - モンゴル - ブルネイ

なるほど。知らなかった。他国の文化に触れて自分の無知を発見できるのはとても良いことじゃありませんか。

景福宮の中。撮るの忘れてたけど、この右側で太鼓を叩いていたり、行進みたいなのが行われていて、とても人がいた。 Imgur

一番奥にあるラスボスのような建物 Imgur

ラスボスの中 Imgur

韓服を着ている人がたくさんいました。韓国の人より東南アジア系のほうが韓服着てる人が多かったような。 この日はソルラルだったので無料で入れましたが、通常営業のときは有料みたいです。 https://www.konest.com/m/spot_menu.html?id=265

さてと、ちょっとだけ感じたことを真面目に書きます。

旧正月を祝うことや景福宮内での一連の催しごとは文化だろう。 文化にはそれを支える世界観がある。世界観とは文化がなぜ存在するのか、という理由というか存在意義みたいな考え方。 私は文化の一部を見た。この目で見たし感じた。けど世界観はわからない。旅行という短期間でその国や地域に根付いているものを理解は出来ない。そんなに簡単な話でもない。

これを日本の文化に置き換えるとどう世界観が見えるか考えてみよう。 日本だと初詣とかお盆など色々あると思う。これは文化である。あと、ご飯を食べるときに「いただきます」や「ごちそうさまでした」とか言うのも一応文化。 それらを支える世界観はある。一部は知っているし、知らない世界観もある。知らなくても生活の一部として取り入れている。 でも世界観は生活の一部として取り入れ、咀嚼して考えなければわからない。

そういうさまざまな世界観を理解したいと私は感じた。 多分現実世界で起こっている衝突とかは文化が衝突しているように見えて、実は本質的には世界観の衝突だったりする気がするのかも。いや、知らないけど。

南大門市場

さて、景福宮で一通り観光を終えて、市場にでも言って買い物やご飯でも食べようかな。 ソウル市内は似たような市場みたいなのがいくつかあるようですが、景福宮から比較的近くにあった南大門市場に行くことに。 タクシーに乗って行きました。余談ですが、このタクシーがとても臭かったです。

あ、市場の写真撮るの忘れてた。写真無いです。有名ブランドのパチモンを売っていたり、屋台みたいな感じで料理を振る舞っていたりしてました。 ええと、再度思い出していただきたいのですが、この日はソルラルです。めっちゃお店が閉まっていました。

またカジノへ

南大門市場が賑わっていなかったため、30分くらいブラブラして先日も行ったウォーカーヒルへと行きました。 昨日は電車で行きましたが、タクシーも安いということがわかったので、リッチにタクシーで行きました。

もちろんプレイするのはホールデムポーカーのみ。16時くらいだったかな。 まだテーブルが2,3卓くらいしか立っていなくて、waiting listが数人だったような。 とにかく次のテーブルが立つか、既存のテーブルが空くのを待っていました。

ここで小さなトラブルが。この日実は朝食から何もご飯を食べておりません。そう、低血糖になってしまいました。 バッグの中にチョコレートのようなお菓子を入れてなかったし、まだカジノで遊んでいないので、カジノ内の食事も食べれません。 カジノ周辺にもご飯が食べられる施設がありません。困った、困った。 何か食べないとと探し回ったらグレープジュースが無料で提供されているのを発見し、数杯いただきました。ひとまず生き延びました。

で、1時間くらいしたらテーブルが立ったので座り、アイスを注文。生き返りました。

さてと肝心のポーカーです。この日のテーブルは以下のような感じ - とてもタイトな人がいる - タイトアグレがいる - タイトパッシブが少ない - 私を含めて少数人がルース寄り

昨日ブラフがとても効き「あー、キャッシュゲームちょろいわ」と調子に乗っていました。 結果から言うと7万円ほど敗北しました。いろいろな箇所で意思決定が良くなかったし、運もそこまで良くなかった。 運はどうしようもないとして、意思決定が悪かったのは問題です。時間を見つけて一人反省会を開催しましょう。

飲酒タイム

カジノで大敗をしてしまったのでタクシーに乗る余裕などありません。電車でソウル駅まで帰りました。 で、ソウル駅近辺のちチキン屋で飲酒!!嫌なことは飲酒で忘れよう!

チキンで即飲酒奴!

Imgur

美味しかった。店員の韓国人は福岡によく来るとのことだったのでLINEを交換しておきました。 機会に恵まれれば会いましょう!

事件発生

飲酒も一段落したので後はホテルに帰って寝ようとしてソウルから明洞へタクりました。 無地到着して降車。ポケットからスマホを取り出してホテルの場所を確認しようとしたら。。

「ん、無い!」

多分ですが、スマホをタクシーの中に忘れてしまいました。まぁ壊れかけのスマホだし?良いか。

そんな訳ありません。あのスマホには大事な情報が山ほど蓄積されています。 - クレジットカードの情報 - 各SNSのログイン情報 - その他決済可能な情報 - 預金口座や証券口座の資産情報

などなど。企業がこれらの情報を漏洩したら企業の存続に関わる情報ばかりです。 そんな情報をタクシーに置いてきてしまったのです。 速攻で明洞の警察に紛失届を提出しました。酔いなんてどこかに行った。

とはいえホテルに戻ればサブのスマホがあるので生きていられました。もしサブのスマホがなければ。。。

教訓2: 旅行には情報端末は最低2つ、準備できれば3つ持っていこう

まずはメイン端末。2つ目はバッグの中に入れておくだけのスマホ。もし1つ目が壊れたり、なくしたりしたら使う用。 3つ目がホテルに置いておく用。バッグごとなくしたときに予備として持っておく。

別途、旅行中でスマホを紛失したときにとった行動は記事にします。

Day3

帰国!(特記事項なし。移動が主)

まとめ

巡った観光地が少なかったので、もう少し早起きしたり、行く時間を早めたり、帰る時間を遅くしたりすれば良かったかもです。 日韓関係は最近よろしくないようですが、市民レベルでは特にそういうのは感じなかったです。航空券が安いうちにみなさんも行っておきましょう。 あと、寒いのでちゃんと防寒対策はしましょう。福岡基準で防寒すると普通に寒いです。韓国の人がベンチコートを着ているのも納得。

総括するととても楽しかった。

おまけ

福岡空港に到着してターミナルから駅までシャトルバスが出ているのですが、その中でもサブのスマホを紛失しました。 はぁ。。。。。。。。。。。。。。。。。。社用スマホだったのでさすがに!です。速攻で近くのスタッフに手当たりしだい声をかけ、 なんとか発見できました。本当に社会的に死ぬところだった。以上。